私たちライオンズクラブは、ボランティアに社会奉仕の手段を与え、人道的ニーズを満たし平和と国際理解を育みます。

ご挨拶(2023-2024)

中間ライオンズクラブ
第63代会長 北地 紀章

”伝統継承と新たな風”

 コロナ禍に翻弄されつづけ、もう四年余に亘ります。7月を迎え、歴史ある中間ライオンズクラブの第63代会長を拝命し、心引き締まる思いで会員の皆様にご挨拶を述べさせていただきます。
 私は、今期でクラブ歴6年目の年です。

 まだまだ会長になるには早いと、仰っしゃられる方もいらっしゃると存じておりますが、誠心誠意クラブ活動を努め、執行部、会長の責務を全うしていく所存です。
 私は会長提言として「伝統継承と新たな風」として掲げました。
 私たちは、「過去の当たり前」を上書きし、「新しい当たり前」を常に作り上げています。ここで大切なのは、「上書き」という点です。「今を見る目」を養うには、未来を見るだけではなく、さまざまなヒントを与えてくれる「過去」も見ていくことが重要です。
 私たちがイメージする、「家を継ぐ」のような「受け継ぐ」という言葉から連想するのは、「古臭い昔からの伝統文化(先人の作り上げたもの)をそのまま継ぐ」といったマイナスイメージではないでしょうか。

 しかし、「先人と全く同じものを受け継ぐ」のではなく、「先人の作り上げた良いものを受け継ぐ」という考えにすべきだと考えています。「良いもの」は、今の価値観に照らし合わせて「良いもの」です。
 つまり「受け継ぐ」とは、未来に向けて新しいものを作り上げる大事な過程と考えることができます。わが中間ライオンズクラブは、長い歴史をもち、先輩会員たちの大きな功績が残るクラブです。先輩方の作り上げた良いものを、私は「後世へ伝える」役割に徹したいと思います。

 まだまだ未熟で力不足な点も多くあると思います。皆様どうかお力添えのほどよろしくお願いいたします。
 最後はお願いとなりましたが、これを会長就任の挨拶とさせて頂きます。